ソウルトレーン



ソウルトレーン
ソウルトレーン

商品カテゴリー:インディーズ,ジャズ,フュージョン,ミュージック,ポップス,JPOP
収録曲:グッド・ベイト, アイ・ウォント・トゥ・トーク・アバウト・ユー, ユー・セイ・ユー・ケア, テーマ・フォー・アーニー, ロシアの子守唄,
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しびれっぱなしです、20年間

1958年2月7日録音。ブレスティッジ時代の最高傑作、自信に充ち満ちたコルトレーンのテナーが爆発している。

もう最初の『グッド・ベイト』のテナーが鳴った瞬間からノックアウトである。コルトレーンの生涯の愛奏曲たった2『アイ・ウォント・トウ・トー・トーク・アバウト・ユー』あたりで無我茫然自失である。レコード時代から録音がより高度になったと聞いては何度となく買い直している。現在聴いているのは20bitK2 HQCD版のCDだが、音の分離もよろしくノイズも無い。音楽技術の進歩がコルトレーンの骨太なテナーをより一層際立たせて最高である。

あわせてカルテットのバックを固める面々も最高である。ジャズ至高の一枚だと思う。
絶好調のコルトレーン節

"ソウル・トレーン"といっても70年代のディスコヒット集ではない。こちらはジャズの名テナープレヤー、ジョン・コルトレーンの名盤だ。
名作"Groovy"で一旗揚げたマイルス・デイビス・クインテットの元同僚であるレッド・ガーランドのトリオ(Red Garland(P), Paul Chambers(b), Art Taylor(ds))をリズムセクションとして使用している。プレステージ時代のピアニストはレッド・ガーランドでほぼ決まりだった。
トレーンはこのトリオを"Lush Life","The Believers","Black Pearls","The Last Trane"等のリーダー作でも起用している。
1曲目のメディアムテンポの"Good Bite"からトレーンのテナーが縦横無尽に響き渡る。ワンホーンアルバムなのでソロスペースも充分にある。チェンバースの歌うベースがラインが良いアクセントとなっている。2曲目"I Want To..."はトレーンが生涯に渡ってライブで演奏した曲。バラード曲であるが、隙間のないの音のばらまき、何時終わるのかわからない延々と続くソロが聞き物だ。慣れ親しんだバックのリズムセクションとのコンビネーションもぴったりだ。続く3?5曲目でも、トレーンのテナーは太く休みなく鳴り響き、「音の敷布」はどんどん広がっていく。ガーランドのピアノがもうそろそろ邪魔に成りつつあるようにも聞こえなくはないが・・・
「鯉の瀧登り」とか「登り龍」とかの表現がぴったりくるようにコルトレーンが「ソウルフル」にブローする作品集。「ブルー・トレーン」、「ジャイアント・ステップス」、「至上の愛」と並ぶコルトレーン名作の一枚でしょう。
シーツ・オブ・サウンズとバラードの魅力

ここではハードなコルトレーンとバラードを見事に解釈するコルトレーンを聞くことができる。オールド・ファッショナブルなグッド・ベイトに始まり、後のコルトレーンのライブにおける十八番チューンであるアイ・ウォント・トゥ・トーク・アバウト・ユーも初めて登場する。63年のニューポート・ジャズ・フェスティバルで見せたあの名曲が素朴ながらもエモーショナルに演奏されている。特にガデンツ(曲の終わり)における長いアドリブは一番の聴き所だろう。ユー・セイ・ユー・ケアも軽快なバラードだし、テーマ・フォー・アーニーでは哀愁味を帯びたスローな語り口が心に響く。そして最後にロシアの子守唄で、シーツ・オブ・サウンズの完成を鼓舞するかのような強烈なフィンガー・ワークでの快演で幕を閉じる。58年といえばブルー・トレイン以後コルトレーンの個性が確立し、自信に満ちた最初の頂点の時期でもある。マイルス・コンボの一時解散の後、他流試合で実力を蓄えたトレインがセロニアス・モンクなどとの共演を経て、急速に実力をつけていった直後である。ガーランド、チェンバースと気心の知れたバック・ミュージシャンたちだがアート・テイラーというこれまた50年代のいい味を持ったドラマーの参加で渋く引き締まったアルバムに仕上がっている。いずれにせよ、シーツ・オブ・サウンズとバラードの魅力に満ち溢れた傑作である。

コルトレーン食わず嫌いな人は、ぜひ

 私はアナログ盤(モノラル)を持っていたけれど、CDを買い直して聴いてます。デジタルリマスター万歳(笑)。CD時代に40分未満の収録時間は短く思えますが、5曲の演奏はそれぞれコルトレーンの多彩な持ち味をいかんなく発揮しています。
 私が特に好きなのは#3YouSayYouCare。軽やかなガーランドのピアノイントロからはじまり、眉間にしわのない?コルトレーンのスイングが気持ちいい。
 他には、スローでユーモラスな#1、極上のバラード#2、#3と#5の間に入れるにはあまりにも耽美な#4、そして「怒れる若きテナー」が真価を発揮した早くて激しい#5。「プレステッジ時代の最高傑作」という評価も納得の名盤です。



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