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秘めたる空戦―三式戦「飛燕」の死闘 (光人社NF文庫)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 25572 位
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| 参考価格: | ¥ 920 (消費税込)
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秘めたる空戦ー三式戦「飛燕」の死闘
・最前線に立たされた筆者が語る戦闘の実像が、ここでは圧倒的な力で迫ってくる。
空戦に臨む搭乗員の苦しさや悶え、戦闘機隊員のやりとり、整備員等との信頼関係等赤裸々に語られる。技量の高さを認められ、小沢中隊長に抜擢された松本が、先輩搭乗員に教えられ育てられつつ、敵戦闘機・爆撃機との熾烈な戦いに明け暮れる。P38との息詰まるような死闘、B17への必殺の一撃。読むほどに、搭乗員達が乗り越えてきた激闘の凄みが伝わってくる。まさに命のやりとりそのものが描かれる。撃墜機数の多さを自慢する戦記物も、巷間にはないわけではない。本書は事実を正確に述べるだけでなく、搭乗員としてどう生きるか、総力を挙げて戦い抜いた姿が、今尚心に響く。戦争は決してすべきではない。しかし巻き込まれてしまった当事者達が、その時どう生き抜こうとしたか、深みのあるテーマにふれられた。
とても良い本
非常におもしろい本です。空戦シーン以外がこんなに魅力的な空戦記は初めてです。随分とこの種の本を読みましたが、個人的に目下No.1ですね(^^)
機体に関する技術的な点で、アレコレ間違ってるという読者もいるようですが、そんなことどうでも良いじゃないですか(^^)飛行機なんて同じ三式戦1型乙でも(他の軍用機であっても)微妙に改修につぐ改修を繰り返しているんですから。
103中隊が実在かフィクションかの結論もでていない位ですので、醒めた目で見ないで、楽しんでみることが良いと思います!
良くできたフィクション
日本の戦記物では何かと海軍物がはやされ陸軍関連はマイナーな扱いですが、この本は海軍の零戦のような派手さはないもののまじめに戦っていた陸軍の航空隊の雰囲気が伝わる気がします・・・が、ここまで書いておきながら何ですけど他のサイトで知ったのですが、これフィクションなんですね。それにしては(所々誤りがあるけれど)良くできてると評価5にしました。
異色な物語
拓殖大学から召集、満州で下士官パイロットに。やがて南方へ進出する最新鋭機三式戦飛燕の第一陣部隊に下士官で唯一選抜、現地で少尉任官。というぐあいに実際の部隊名をはばかってか架空名と思われる独立飛行第13中隊の戦いの模様が続いていく。この中で著者の語り具合が具体的であり、手にとるように情景が浮かぶ。今までの戦記ものとは一線を隔すべき作品となっている。また当時の陸軍にあって、現実主義者であり、独立飛行第13中隊でいつもカモ番と恐れられる最も危険な編隊位地で飛び続け、最後の2人となっても生き続けた男。最後のフライトとなる特攻の援護の場面でも、最後の最後まで生き残る努力を諦めなかった男。こんな陸軍軍人があの時代にもいたのだと心のそこから関心した。もっとこの人の記録を読みかったですね。
秘めたる空戦-三式戦「飛燕」の死闘
空戦ものにはめずらしく陸軍戦闘機パイロットの激闘記。自らを弱虫パイロットとしているが、空戦、航法とも理論に基づいた対応で生き残ってきたことがわかりやすく、また、共感を覚える。隊長との信頼関係もそうだが、機付整備員との相互信頼、チームワークに関する記述も他の空戦ものにはない点で、それらがあってこそ期待される成果が挙げられるという面は、小集団組織論としても興味深く読める。
光人社
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